ne_.(ねくせ)
Works
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春、足元の祝福
2023年
水彩画
727×727mm春といえば、満開に咲き誇る桜を思い浮かべます。しかし私は、咲き誇る花だけでなく、風に舞い散る花びらにも美しさと愛おしさを感じました。
散った花びらはやがて土へ還り、その命は巡り、また春になると桜は美しい花を咲かせます。この作品では、「生と死」「儚さと永遠」、そして命が巡り続けることをテーマに表現しました。 -
清夏の流れ
2024年
水彩画
727×727mm
※2024年 第77回岡崎美術展 岡崎ライオンズクラブ賞この作品は、春を描いたS20号作品に続き、「四季」をテーマに制作を始めた四季四部作の第二作で、夏の持つ涼やかさや透明感を表現したいと思い、青を基調とした色彩で画面を構成しました。
砂浜に残る潮の満ち引きの跡や、寄せては返す波の流れを感じられるよう、線や色の重なりを意識して描いています。夏の海が持つ静けさと、絶えず移り変わる自然のリズムを感じていただけたらと思います。 -
錦秋の残火
2025年
水彩画
727×727mm四季四部作の秋を描いた作品です。神社の石の上で、風に舞い上がった一枚の落ち葉が、くるりと円を描く瞬間を表現しました。
鮮やかに色づく紅葉の美しさだけではなく、足元にそっと積もる小さな秋にも心を惹かれ、石の持つ静けさとともに描いています。落ち葉の深い赤色から、静かに燃え続ける「残り火」を連想し、そのイメージを作品のタイトルにも込めました。華やかさの奥にある秋の余韻や、季節が移ろう儚さを感じていただけたら幸いです。 -
晩冬の静寂
2025年
水彩画
727×727mm四季四部作の冬を描いた作品です。
冬といえば雪を思い浮かべることから、黒部アルペンルートを訪れ、取材を重ねて制作しました。季節は冬の終わり。雪解け水が小川となって静かに流れ、ところどころで雪が溶け始める風景に、厳しい冬の中にも確かな命の息吹を感じました。
静寂に包まれた雪景色の中で、少しずつ春が近づいてくる気配を表現し、冬から春へと移りゆく、穏やかで希望に満ちたひとときを感じていただけたらと思います。 -
春風ふわり
2026年
水彩画
727×727mm桜の後ろに布を持った時、影のシルエットが美しかったことを作品にしました。
桜にも様々な表情があり、小さなものを大きく描くというのもこの作品のテーマでした。美しい色彩、鮮やかな彩度をテーマにしています。 -
春におやすみ
2025年
水彩画
700mm×300mmチューリップを資料用に10本買って帰ってきた時に取材して制作した作品です。
花言葉で10本のチューリップは「あなたは完璧」だそうです。でも10本並べたチューリップはどこの子にも個性がありかわいかったのです。そして子供を寝かしつけるようなイメージで、春にお昼寝するチューリップを想像して「春におやすみ」というタイトルをつけました。
ne_.(ねくせ)
【プロフィール】
透明水彩による風景画を中心に制作活動を行っています。
私が大切にしているテーマは「情景」です。目に映る風景だけでなく、その場の空気や光、季節の移ろい、人の記憶や感情まで感じられるような作品を目指して制作しています。
透明水彩に加え、さまざまな画材や技法も積極的に取り入れながら、表現の幅を広げることにも挑戦しています。日々試行錯誤を重ね、一枚一枚の作品を通して、自分らしい世界観を追求し続けています。
【受賞歴】
2024年 第77回岡崎美術展 岡崎ライオンズクラブ賞
2026年 第113回日本水彩展 石井鶴三賞